「松川資料」の整理・公開に関わる福島大学と松川運動記念会との協定(更新)書に調印

  4月12日(火)、福島大学(中井勝己学長)とNPO松川運動記念会(安田純治理事長)は、「松川資料」の整理・公開に関わる協定書に調印しました。この協定は2007年4月にはじまり、これまで2回更新されてきました。協定期間が満了となる3年後から自動的に更新することを確認しました。
 調印式には、福島大学から中井勝己学長、小沢副学長、高橋地域連携課長が、NPO松川運動記念会から安田純治理事長、阿部市次理事、高橋重久理事他3名の理事が立ち会いました。調印後の懇談では、松川資料室への案内や施設整備の充実等が話題になりました。
報道関係者も7社ほど駆けつけました。NHKは、夕方と20時45分からのニュース番組でトップで放映しました。事務局には、視聴者から「ユネスコ世界記憶遺産登録に向けて頑張って下さい」などの電話もよせられています。
 福島大学松川資料室には、「諏訪メモ」や世に出ることのない最高裁調査官報告書、被告たちの無実を訴えるはがきや手紙、著名な作家や文化人の裁判長に対する公正裁判を求める要請書、松川行進で使ったタスキや檄旗など貴重な資料が所蔵されています。是非、福島大学松川資料室に見学(ツアーなどで)にお出かけください。
 お申し込みは、NPO松川運動記念会(℡:024-523-4183fax:024-563-1704 E-mail:matukawa326yo@yahoo.co.jp)に連絡してください。

協定書にサインする中井勝己福島大学学長(左)とNPO松川運動記念会安田純治理事長

調印後、記念写真

左から、小沢喜仁副学長、中井勝己学長、安田純治理事長、高橋重久理事、阿部市次理事

調印後、松川資料ユネスコ世界記憶遺産登録に関わり資料室の整備・充実などが話題となりました。

学長との懇談後、松川資料室で記者会見。阿部市次さんは記者の質問に丁寧に答えていました。